松江の桜はとうに散ってしまったが、中国山地の春はこれからだった。 熊野神社の桜はまだ蕾で、周囲の高い山は山肌が白く光っている。雪山なのだ。 新緑にはほど遠いが、落ち葉でふかふかのよく整備された道を行くと水量の多い那智の滝。 ここから急坂を登り、杉林に入ればやっぱり雪が出てきた。 それも新雪で、標高が上がるに連れて雪が深くなり、この時期に思いも寄らぬ雪道歩きをすることになる。 山頂は笹の草原状で360度の大展望。 風があったが、晴れていたため風上に背を向けて山頂で昼食。 春山と雪山の両方を楽しめ、欲張りで満足の行く山行となった。












