加勢蛇川源流・大山地獄谷遡行

2015年7月5日 天候:曇  企画:西村 参加者11名

9:00一向平野営場 12:30地獄滝出逢 16:00駒鳥小屋 16:30鳥越峠 17:15木谷登山口
梅雨なのに雨のないコンデションになる期待で、松江を7:15出発した。
9:00 ハードな行程で苦難が予想される険しい源流を目指し、気持ちを引き締め核心部に向かう。
6号堰堤の登りは滑りやすく急峻で困難を極めたが、何とか全員突破して讃え合い歓声を上げた!
地獄谷の前半は、昨年以上に崩落箇所が増えて痛々しく時間をかけて慎重な遡行通過を余儀なくされる。
谷の水量は、かなり多く冷たいが苦しみ・厳しさを快感に変えながら楽しみ我々は進んで行った。
誰にも出逢わない、変貌するガレ場や美しい峡谷の風景、クガイ草達など・・・
日々変わりゆく自然の荘厳さを最高に感じる場所が、この地獄谷なのか?!
駒鳥小屋へ到達した頃には、周囲は厚いガスに覆われて独特の雰囲気が立ち込める。
夕刻、険しく苦しいチャレンジの後で我々の満足感・充実感は最高潮に増幅した!
これからも慎重かつ強い意志と結束で、山旅を続けていく気持ちは変わることない!!

朝9:00一向平は静寂に迎えてくれた。

さあ これからワイルドな地獄谷への出発で胸躍る!

大休み口より左に折れ 難コース・加勢蛇川本流へ向かう。

沢に入る前、入念に靴の点検で気合いが入る。

いきなり、沢を横断で 全員 濡れ濡れになり 歓声が!

六号堰堤は過酷な最大の難所。全員に緊張が走り、試練に向かう。

次々と現れる苦難に 団結して突破するのは厳しいが、嬉しい体験だ。

余裕を残し 最後の堰堤を背に 笑顔のガッッポーズ!

地獄滝の正面に仰ぎ 至福の昼食で、憩いの時が過ぎゆくままに・・。

昼食後、地獄滝をバックに後半戦への意気込みを示す。

核心部は狭く滑りやすい激流と対峙して 緊張の連続である。

大山源流の水は冷たく身に滲みるが 勇敢に通過して快感に変えた。

いよいよ地獄谷のハイライト 自然の造形美・夫婦滝に到達!

地獄谷と別れ尾根越え・・・雄大なブナ林は 暑いガスに覆われた。


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