仁万・矢筈城跡(480m)

2021年4月7日(水)  天気:晴  参加者21名 企画:西村 撮影:藤井、野津、西村、伊藤
行程タイム:松江発7:30 冠・駐車場登山口10:00 矢筈城跡12:00  冠巌展望台・昼食12:40〜13:10 駐車場登山口14:40 松江帰着17:00
 この山には 初めての会員が大半 そして久々の挑戦者が数名で 胸ワクワクの、山行きC-2となった。 世界遺産登録で脚光浴びてるが 周辺の雰囲気は 深山 静寂 過疎の景観で満ちあふれ 旅人の姿は皆無で 皆さん驚愕しながら 車5台で細い山道を 最奥部駐車場へ向かった!
見どころは大変多く コースは激しく変化に富んでおり 又行きたい場所だと、皆さん同感だろう。 冠集落の素朴な原風景・景色  矢筈城跡  冠巌  尾根道の多彩な椿・ツツジ 沢付近のワサビ、むさしアブミ これらが古来の銀山街道防備の山域の 景観とイメージが混ざり 最高に素晴しい☆
今回 やや厳しい岩稜通過や 急峻な降下があり 計画以上に時間を要したのは  大部隊の行軍の 安全を最重視いたから やむを得ない事だろう。 しかし 危険箇所での登山技術の向上などは 今後も研究研修をしていかねばならぬ課題も見える。 我々 参加者21人は この山域に対して 極めて新鮮かつ鮮烈な印象、感動を 体感して 心地よい疲れと伴に 1本締めで 歓声を上げて 元気に1日を締めくくる事が出来た☆。

西村CLよりコースの説明

出発です

麓から冠巌(かんむりいわ)が見える

ここから登山道に入る

ハルリンドウが咲く

急坂を登り笹ケ峠で一息

春の花、ミツバツツジが美しい

矢筈城址で1班

480m山頂の2班

下段の曲輪がりっぱだ

山頂からロープ急坂を下る。出雲北山縦走路のようだ

2班は道迷いで遅れて到着、CLは一安心

ピークから見下ろす冠巌。マスクをした殿様にも見える

大江高山方面の山々

銀山街道を挟んで対面する矢滝城山

集合写真を撮る西村CL

本日の参加者は21名

CL「あれが冠巌、本日のハイライト!」

冠巌に向かって進む

勇者二人

勇者からの展望

下降して待つ1班

岩が覆い被さったロープを慎重に下る

尾根を下り切るとこの標識がある

この分岐で一周したことになる

里へと下り冠巌を振り返り、談笑しながらゴールへ

本日のトレース図。変化に富んだワクワクの楽しいコースだった。 反時計回りで進み、左端のコルが笹ケ峠。城址マークが山頂480mの矢筈城跡だ。
その右、下側のヒゲは2班の道迷いした軌跡。岩場を巻きながらそのまま別尾根を下りそうになった。 2班は4人がスマホGPSを使用しており、協議して即修正できMHCの実力が発揮された。 右下のヒゲは昼食休憩の岩場で、冠巌はその北側下りの途中にある。
矢筈城跡は石見銀山の世界遺産の一部。南にある矢滝城山と対峙し、間を通る銀山街道の防備をする山城だった。 銀山を支配した尼子方だったが、毛利の攻撃で大森要害山の山吹城が陥落しここも落ちた。 その後の銀山の所有者は、豊臣秀吉、徳川家康と天下の覇者であった。