表紙の言葉(藤井諭)
針ノ木岳(2821m)と蓮華岳(2799m)
8月20日に七倉尾根を登り”ランプの宿”で有名な船窪小屋に泊まった。翌日は烏帽子小屋までアップダウンの激しい11時間の厳しい縦走コースだった。
船窪岳を越えて花崗岩の崩壊で切れ落ちた尾根道を越えると不動岳に至る。ここから針ノ木谷を挟んで対面する、先鋭な針ノ木岳とボリューム感ある蓮華岳の眺めは圧倒的だ。この先も南沢岳、烏帽子岳と行程は道半ばだが、流れる汗に一服の清涼感を貰い新たに元気が出た。偶然、この二つの山の真ん中に懐かしい名山が写っていた。この有名な山の名は何でしょう?