聖岳〜光岳縦走

期間:2015年8月22日〜24日  投稿者:藤井諭
遠山郷を起点として西沢渡へ入り、標高差2000mで聖岳(3013m)に登った。40年ぶりの山頂は雲の中で展望はなかった。
光岳への縦走はロングコース。上河内岳と茶臼岳に登り、易老岳を経て45年ぶりの光岳(2591m)山頂だった。易老渡まで1500m下り、遠山郷に泊まって充実感に浸った。
今回の稜線上はほとんどガスに覆われて展望がなかったが、南アルプス独特の苔に覆われた樹林帯、次々と現われるお花畑が疲れを癒してくれた山行だった。

遠山郷が今回の起点

西沢渡を渡り標高差2000mの登りに入る

樹林の中を900m登り初めて主稜の兎岳が見えた

薊畑のお花畑

オヤマリンドウの花が開くのはこれから

イブキトラノオの群生

シシウドは大きい

鮮やかな黄色はマルバダケブキ

2日目はまだ暗い4時、聖岳へ向かう

振り返ると小河内岳に滝雲

富士山には笠雲

聖岳の山頂には雲がかかる

40年ぶりの聖岳(3013m)山頂は雲の中だった

光岳へ長い縦走路が続く

卍型のトモエシオガマ。南アルプスにはたくさん咲いている

岩陰に咲くトウヤクリンドウ

上河内岳(2803m)は200名山

亀甲状土は土中の水が凍って出来たもの

3日目は早朝4時に茶臼岳(2604m)、300名山のひとつ

易老岳(2354m)は樹林の中。易老渡からは標高差1500mの登りで「疲労岳」とも呼ばれる

苔深い樹林帯は南アルプスならではの美しさ

センジケ原は開放感に溢れる

45年ぶりの光岳(2591m)山頂

最後はテカリ岩によじ登る。生憎のガスの中だった