北海道の山巡り(蝦夷地探訪の旅)

令和4(2022)7月6日(水)〜7月19日(火) 投稿者:天津
未だ一座の登頂も果たしていない北海道。この度幌尻岳を除く百名山8座の登頂を目指す計画を実行した。
道内移動は車しか考えられないので、フェリーを利用し移動日休養日を入れながら巡ることとした。
天候は期待したほど良くは無かったが全体的に大崩れすることなくほぼ予定の行程登頂を果たせた。
だが最後に計画していた大雪山(旭岳)は荒天となり断念せざるを得なかった。
この時期の北海道は同様の愛好者やライダーが大変多く(中高年)、各所でのふれあいや情報交換は大変有意義であった。
カ二族で訪れた約半世紀前は道内を夜行列車で巡った記憶があるが、ほとんど見かけることなく多くの鉄路は廃線となり厳しい状況のようだ。
そのかわり道路状況は素晴らしく広い路肩の見通しの良い真直ぐな一般道がほとんどで、80km/h程度の走行ではバンバン追い抜かれてしまった。
(北海道には高速道は不要かも??)   残した大雪山と幌尻岳は、来夏同方法にて実行する事を決意して北海道を後にした。
行程等は以下の通り。
7/ 6(水) 舞鶴港発  →  7/ 7(木) 小樽港着20:45→羊蹄山比羅夫登山口 宿泊
7/ 8(金) 羊蹄山登山開始5:00発→山頂→下山14:00→留萌市19:00 宿泊
7/ 9(土) 移動 → 稚内港フェリー16:40→利尻島18:20 宿泊
7/10(日) 利尻富士登山開始5:00発→山頂→下山12:30→フェリー17:40→稚内港19:20→移動→猿払村 宿泊
7/11(月) 移動日 & 休養日 → ウトロ 宿泊
7/12(火) 羅臼岳登山開始4:30発→山頂→下山12:30→斜里町 宿泊
  7/13(水) 斜里岳登山開始5:30発→山頂→下山13:00→弟子屈町 宿泊
  7/14(木) 雌阿寒岳登山開始6:00発→山頂→下山10:00→トムラウシ山登山口 宿泊
7/15(金) トムラウシ山登山開始4:30発→山頂→下山14:30→富良野市 宿泊
7/16(土) 十勝岳登山開始7:30発→山頂→下山14:30→大雪山登山口 宿泊
  7/17(日) 大雪山(旭岳)登山 → 荒天により断念 → 旭川市 →苫小牧東港フェリー23:50発
7/18(月祝) 敦賀港着20:30 → 舞鶴市 宿泊 →  7/19(火)  舞鶴市発5:30→松江着11:00

1    7/6(水) 舞鶴港発は23:50 車を積み込むまで飲酒は出来ません。


2   7/8(金) 羊蹄山山頂はガスっていたが、珍しい「白い虹」を見られた。


3   倶知安町からの羊蹄山と一面のジャガイモ畑 


4    7/9(土) 稚内手前のサロベツ原野 道は見える限りは真直ぐだ


5   洋上からの利尻富士 ほぼ海抜0mから登る1719m 上高地〜奥穂高岳より高い?!


6   7/10(日) 利尻富士山頂から稚内方面 素晴らしい眺望だった 


7   7/12(火) 羅臼岳には結構な雪渓が残っていた(アイゼン使用は無し)


8   下山後入浴した羅臼岳登山口にある「ホテル地の崖」 例の遊覧船沈没の社長の経営とか!?


9   道の駅さっつるからの斜里岳 明日の好天を期待させたが山頂からの眺望は無かった


10   7/13(水) 斜里岳は沢沿いに渡渉を繰り返し登っていく 大山地獄谷の経験が生かせた


11   7/14(木) 雌阿寒岳は噴煙を上げる活火山 周辺は一大温泉地


12   7/15(金) トムラウシ山にも雪渓が残る (同じくアイゼン使用は無し)


13   途中は小雨と霧だったが山頂は晴れていた 遠くには明後日予定していた大雪山(旭岳)が


14   7/16(土) 十勝岳は曇っていたが休日のためか登山者は多かった


15   初めて北の大地に上陸した愛車2号 走行距離:2,390km(うち道内:1,750km)
 車中泊を含め頼りになる相棒だ また来年来るぜ!!