国東半島峯道トレイル

2019年11月21日〜23日 天気晴れ曇り 投稿 野津
1日目 大分空港―真玉温泉〜猪野山458m〜ストーンサークル〜飯牟礼神社〜臼野登山口〜谷ノ迫眞崖像〜妙見宮(徒歩5.5時間)
2日目妙見宮〜中山仙境〜無明橋〜六所宮〜西芳寺の里〜大不動岩〜千燈寺(徒歩7時間)
3日目不動山352m〜岩戸寺〜長慶寺〜大聖寺−大分空港(徒歩5.5時間)                  

国東半島では独特の山岳仏教文化「六郷満山」(この地に建てられた寺院の総称)が古来(1300年前)より受け継がれその修行の場であった宇佐神宮を
発祥地とした峯道(半島一帯にある寺院の総称)にそったトレッキングをした。今でもこの地のお坊さんが10年に一回峯道を修行されている道を
ボランティアで現地の人が整備し歩き易くし休憩所やトイレなどを整備された。その一部の国東半島の北側のコースを三日間歩いた。

国東半島にあるコース。T4、k1、k2コースを歩く

真ん中の三角屋根の真玉総合文化センターでガイドさんと打ち合わせ

猪群山(イノムレサン)常磐登山口

あの山458mまで頑張るぞー

重野岩窟仏縁由

岩屋の中にお地蔵さんが何体も

スタートからの登山道

だんだん急坂になる。ガイドさんは71歳速い足取りだ。

頂上近くのいっぷく望からとおく南方面には三角山の右の鶴見岳、左に由布岳がみえる

ストーンサークル(環状列石)見学。半島の中央の両子山の噴火で半島は大きな石だらけだ。

長―いゴロゴロ道の山を下った。古い飯牟礼神社の仁王さんは滑稽な顔は評判だった。

岩に直接仏像など彫ってあるのを摩崖仏という。国東には全国の80%あるという。歩く間いくつもみた。

二日目だ。中山仙境の案内図。面白そうだ

歩く岩にも弘法大師や観音さまが彫ってある

昨日ストーンサークルから遠くに見えたこの地を指して「明日は楽しみですよと」言われた全体の景色

足場はしっかりしている

無明橋 高度感がある(決して踊らないようにと注意を受ける)

こんなところにもお地蔵さん

最高地点でも標高317m。一人参加の三人娘?

弘法大師さんと観音様はいたるところに

下りに今年2件滑落があったとガイドさん言われ注意、注意と。

おーい!参加者6人とガイドさん

事故なく下山。ホツと添乗員さん。ここは下山口で道幅の狭い断崖の下を歩くのですれ違いもきかない危険で登らないこと。
今でこそ言える面白い所だった。

のどかな田舎道。人が居ない

六所宮経て又登る。阿弥陀越を越える

岩屋がみえてきた。登ってみる

大不動岩屋だ!

修行するにはひろーい岩屋だ

すごーい古いものらしい

霊仙寺 ここの仁王さんも面白い。仁王さんは半島に180体あるという。

地蔵さんは立派だ。病などでお参りされていた古いお地蔵さん

千燈寺あとへ

火災で焼失した後地。今はふもとへ建立されている

奥の院は今も健在

扉を開けてお賽銭いれて。

ドローンから撮った看板の中央の五辻不動へ。人門菩薩と4人の同行者が修行をしたと伝えられる秘所だ。

五辻岩屋の説明

岩を登ってお参り。又お賽銭いれて拝む。

下りも気を付けて

下りは周防灘の景色がよい。向かいの姫島はアサギマダラの休憩地でその時期には蝶が大量に押し寄せるらしい。
民宿もある。行って見たいものだ

長―い杉の木の山道を下り岩戸寺へ着きお賽銭入れて拝み、お庭で昼食をとらしてもらう。

ながーい石段を登り大聖寺へ。
以前では札所まわりも80ケ寺位あったらしいが今は後継ぎがなく住職不在のお寺があり51ケ寺になっているという。

力強い仁王さん

紅葉の綺麗な峯道はきつかったが歴史の重みを感じた。なんとか地域を盛り上げようと仲間を集め
一生懸命な姿が地元のガイドさんからくみとれた。静かな山、田舎歩きに今年の締めくくりに相応しい三日間だった。