三ノ沢から剣ヶ峰

2015年8月16日(日) 晴 投稿者:藤井 
3年ぶりに三ノ沢から槍が峰に登り、今回はさらに最高峰の剣ヶ峰を目指した。
この日は晴れて展望良く、風も弱い絶好のアタック日となった。きつい槍尾根への急坂を喘いで登り、槍ケ峰に至る。ここからさらに気を引き締めて天狗ケ峰に登り、平均台のような縦走路を慎重に歩を進め、11時45分ついに剣ヶ峰(1729m)山頂に立った。
ここからは、弥山への厳しい縦走路が続いていた。通常は反対から剣ケ峰を眺めるので、いつもとは違う眺めだった。北壁は雲に覆わたが、南壁には高山植物が群生し気持を和ませてくれた。
剣ヶ峰で大展望を眺めながら食事をとり、帰路はさらに慎重に一歩一歩着実に下った。大山カールに下りきった時、やっと緊張から解放された。

三ノ沢上部は広大で、大山カールとも呼ばれる

うろこ雲の空に映える槍尾根

急登を喘いで登り、槍尾根から三ノ沢を見下ろす

槍尾根を下る一人の登山者(女性だった)

槍ケ峰山頂より剣ヶ峰(左)と天狗ヶ峰(右)

天狗ヶ峰の途中から槍ケ峰を振り返る

天狗ヶ峰に登山者が...

彼らは象ケ鼻へと下っていったが、このルートは要注意だ

天狗ヶ峰に登頂

天狗ヶ峰から望む剣ヶ峰

剣ヶ峰への厳しいルート。右が北壁、左が南壁

11時45分、大山最高峰の剣ケ峰(1729m)に登頂

弥山への縦走路。通常とは逆の風景だ

縦走路のシモツケソウ
ハクサンフウロ

剣ケ峰で会った2パーティが縦走路を進んでいく

帰路も厳しいルート、平均台を歩くようだ

槍尾根の下りも慎重に。本谷へ一気に崩れている

槍尾根のヤマハハコ
オオバミゾホオズキ

大山カールに下り緊張から解放される。振り返って充実感に浸った