大山 三ノ沢より二ノ沢 藪こぎ横断

投稿者:西村英雄 2015年6月1日(月) 単独行
朝7時に文殊堂前よりひとり静かに三ノ沢最奥部に足を進めると木々の新緑と大山南壁が、素敵なコントラストで眩しく光る。途中、タニウツギのトンネルを通過して河原に出れば最高地点・剣が峰や崩れゆく南壁、そしていくつかの雪渓が迫りくる。雪渓は厚さ3m程度で付近にはサンカヨウ、ウド、フキノトウなどが遅い春を待ちかねたように、芽吹いていて可愛らしい。二の沢への樹林帯横断はキツイ藪こぎが待ち構えていてUP DOUNに苦労する。二の沢手前の、小さな谷をわたり樹林帯を下り始め、環状道路に飛び出した。今日、歩き始めてから意外に長く4時間を経過していた。人一人も出逢わない、厳しく険しいスリルと、南壁源頭部の景観に酔い痺れた6月の初日が終わった。

三ノ沢中間地点より剣が峰遠望

三ノ沢最奥部には雪渓が二つ!

大山柳も芽吹き始めた

雪渓付近のサンカヨウが眩しい!

左股の雪渓は長く厚さは3m位だ

フキノトウがまだ出ているゾ?!

雪渓の凄さに圧倒される

大自然の姿に感慨無量だ

二ノ沢への横断の険しい樹林帯は美しい

二〜三ノ沢中間地点の環状道路に飛び出す