阿弥陀川源流・阿弥陀滝・藪漕ぎ周遊
2017/6/15(木)晴 投稿者 西村英雄 参加人員2名
コース:川床9:30〜東谷・剣谷分岐〜阿弥陀滝12:00〜涸沢〜(藪漕ぎ)宝珠尾根〜大山国際スキー場上部〜川床16:00
大山町を経て日本海に注ぐ阿弥陀川の源流に 2年ぶりに向かった。
目的は 阿弥陀滝から宝珠山への直登ルートの 踏み跡・痕跡の確認である。昔は頻繁に周遊されたらしいが、今は 人影はほとんど無いとの事だ。
6月中旬なのに 川沿いは、数カ所残雪もあり 水清く水量も多く 素晴らしい!イワナの釣り人の足跡に出会う程度で この源流域には登山者は見えない。
阿弥陀滝右側からの宝珠山へのルートは最初から急峻で 踏み跡も目印テープも途中で消えてしまい、強烈な藪漕ぎにて尾根に出た。そこは宝珠山と大山国際スキー場の最高地点の 中間点付近に飛び出したことになる。苦しかったが直登・途中から見上げた(振子山〜親指ピーク〜野田ヶ山尾根)(三鈷峰の右・剣谷〜大山北壁)の姿の 大迫力に圧倒されて 胸躍る気持ちになるのは 当然であった♪ このルートが 安全に誰でも通れるように明瞭に再整備されることを 期待したい。
川床は満車・大山寺寄りの 道路脇に駐車する。
阿弥陀川に突入すると、いきなり堰堤と出会う!
三鈷峰の左右の谷からの雪解け水は 冷たく澄んで美しい。
渓流は狭く曲りくねり、特有の雰囲気を醸し出している。
沢は上れず、ロープを頼りに源流へと進んでゆく。
中間点で 東谷と剣谷分岐になり、右・剣谷に進路を取ろう。
三鈷峰・東壁が 眼前にそそり立つ姿に感動した。
この上部に阿弥陀岩があるので 阿弥陀滝とか?悠久の歴史を感ずる。
沢歩きは疲れる。直登に備え、十分な食事で体力を整えよう。
滝の右手・涸沢から いきなり急峻な登り。目印テープの下方には 残雪も見える!
踏み跡はかすかに残るが 荒れた急峻な尾根が連続する!
宝珠へのトラバース1時間後、踏み跡も 標識テープも突然消えた。
藪漕ぎにて上を目指すと、三鈷峰が背中に迫る♪
左から 野田ヶ山・親指ピーク・振子山・三鈷峰が 雄大に連なる。
南方の剣谷の向こうは上宝珠越や大山北壁が一望。最高の展望が・・。
藪漕ぎの果て、尾根から進路を右に・・・国際スキー場上部へ到達!
最後に ミヤマオダマキの清く可憐な花が 一株 出迎えてくれた☆