奈良県大峰山 弥山・八経ヶ岳

投稿者:藤江 2017年4月24日(月) 天候:晴れ
コース:行者還トンネル西口登山口〜弥山〜八経ヶ岳ピストン


平日の連休は誰とも予定が合わないため数年ぶりの単独登山を計画
前日まで天気予報とにらめっこで、直前になり予定を一日早めて出発
夜中に車を走らせたが、天川から川迫ダム経由の行者還トンネル駐車場までは、
国道にもかかわらず車一台がギリギリ通れる程度の難所で運転が怖かった
5月下旬シャクナゲが満開の時期には下の方の第三駐車場まで満車になるらしいが、
まだ残雪が多いこの時期、そして平日早朝のため駐車場の車は私を含め3台だけ
これからシャクナゲが咲き誇る5月中旬から6月にかけて
大台ケ原とセットで計画されては如何でしょうか?

朝6時のんびり出発。山開き直後だったため登山道は荒れており
また残雪も多く歩き難かった雪が緩んでいたためアイゼンまでは、
必要なかったが、踏み抜いて足が嵌まり込む場所が多かった

最初の急登を超え弁天の森到着。この辺りは雪もなくなだらかで気持ちよく歩けた

シャクナゲの木はたくさんあるが花はまだまだ…咲く気配もない

途中登山道も先人の踏み跡もなくなった。携帯の登山マップでルート記録はしていたが、
不安だったので地元のおじさんに付いて歩いた
おじさんといっても私より若そうだったけど(笑)

9時 弥山小屋到着。なかなか立派な建物
とりあえず素通りして八経ヶ岳へ向かう

9時30分 八経ヶ岳山頂到着。眺めが良ければ富士山も見えるらしいが、
生憎ガスがかかって隣りの大台ケ原さえ見えない

大台ケ原と似た風景。とても神秘的でしばらく見入っていた

10時 再び弥山小屋へ。弥山山頂の弥山神社をお参りし
早めの昼食を摂り10時半下山開始

12時30分 登山口に帰着。ここからまたケモノ道のような国道を走り十津川温泉に向かう。
十津川温泉はすべての宿が源泉かけ流し

静寂の宿「山水」 建物は古かったが中はとてもきれいで
お風呂もお食事もスタッフの対応も100点満点!熊野古道小遍路を歩く方は
是非利用してもらいたいオススメの宿

翌日は谷瀬のつり橋を渡り、気になる神社仏閣をいくつか巡り
観光しながら帰路についた

長谷寺では春の特別拝観で十一面観音立像を拝観
身長10?の観音さまの御身足に触れることができ冥途の土産となった(笑)
注:行者還トンネルはひびが入り崩落の危険があるということで、
昨年夏から通行止めになっています