韓国・北韓山

2018年5月18日(金)〜19日(日) 天候:初日 曇一時雨 二日目 快晴 参加者:10名 撮影:藤井、伊藤、山根
ソウル近郊にある北韓山(ブッカンサン)を二日間かけて縦走し、12峰と13門を全て踏破することができた。
初日は前日の土砂降りは止んだがガスの中で展望は得られず、花崗岩の触感と新緑を楽しみながら、城壁沿いに6峰と8門を8時間かけて縦走した。
二日目は朝から快晴となり、大展望を味わい前日の大東門からの続きの縦走をした。龍岩門から登山者が多くなり、最高峰の白雲台(ペグンデ)に向けてしばしば渋滞した。世界からハイカーが集まり英語を話す白人も多く国際色豊かだ。山頂には韓国旗が掲げられ撮影は順番待ち、広大なソウルの街が一望だった。
下りは北門への登り返しがきつかったが、最後の元暁峰(ウォンヒョボン)から踏破した峰々を振り返り感激に浸った。

北韓山城登山口から出発、男女5人づつのパーティに2人のガイド

この山は花崗岩の岩場が連続するが、足はフリクションが効き快適

盛りを過ぎたツツジ。4月下旬にはこの花で山全体がピンクに染まるそうだ

道は整備され危険は少ない。花崗岩は濡れても滑らず快適

ピークの標識、最初のピークは義相峰(ウイサンボン)

城壁が延々と続き、万里の長城のよう

雨を避けてこの岩屋で昼食を摂った

このコースには13の門がある。初日は雲で展望の無い中、八つの門を8時間かけて踏破した

初日の夕食、冷麺も美味しい

二日目は前日が嘘のように晴れ、青空に白い岩山が映える

眼下に広がるソウルの町並みが美しい

昨日下山した大東門(テドンムン)から今日の登山開始

万景台に向けて登山道と城壁が続く。城壁の穴は日本語では間歩?

休日のため登山者が多く頻繁に行き違いで混雑した

最高峰の白雲台(ペグンデ)が近づく。岩肌に登山者、山頂に旗が見える

山頂往復は空身で、振り返るとソウルの街並みが広がる

山頂への道はワイヤロープが整備されている

街を見下ろす休憩場所には外国人を含む多くの登山者。ソウル人の娯楽はハイキングだそうだ

山頂にて集合写真。劔岳八ツ峰風の背後は北朝鮮

この方向には話題の板門店がある

人気の鶏頭の岩場。背後には前日縦走したルートが広がる

最後のピークの元暁峰(ウォンヒョンボン)にて、国旗のたなびく最高峰を背景に

ソウルは人口一千万人の大都会。登山口まで地下鉄が乗り入れて便利

13番目の門は屍口門(シグムン)、くぐると屍になると言われる

登山を終えてバス乗り場から振り返る。右は初日に登った義相峰と龍出峰(ガスの中で恐怖感がなかったのは幸い)

美味しい韓国料理には焼酎とマッコリが合った