戦国史コース

3月19日(火)晴  参加者:藤井、西村、河原、野口、福間、仲田、他2名計8名 撮影:藤井、河原

戦国の尼子、大内、毛利の戦の舞台となった京羅木山、三郡山、勝山城跡と月山の4点セットで登ってきた。
広瀬側の登山口は麓のお寺だった。ほぼ尾根沿いに登ると平坦な勝山城跡に着く。 ここからの眺望は広く、月山の動きが手に取るようにわかる。毛利(吉川)軍はここを前線に月山を攻撃した。
三郡山の砦からも月山は良く見え、京羅木山の本陣も同時に見える。ここから本陣まではわずか20分だった。
一旦下山して車で道の駅まで移動し、この日の4座目の月山に登った。山中御殿は広大だが尼子時代には無く、吉川時代に谷を埋めて広げて御殿が建てられた。 二ノ丸からの眺望は素晴らしく、先ほど登った勝山城跡、三郡山、京羅木山が一望だ。 月山の兵糧攻めの時、京羅木山本陣では月山を見下ろしながら宴会をしていたのでは?、などと話が盛り上がった。 富田城から松江城への引っ越しに使った駒返(こまがえし)の街道も見渡せた。

広瀬町を基点に一日で登った4座のトレース図

間違えた登山口で人家の方が軽トラで正しい登山口を案内してくれ深く感謝

標識は無く道はすぐ分岐し右側へ

尾根沿いに歩き約50分で勝山城跡

勝山城跡からは月山富田城が近くて丸見えだ

少し登った所から見下ろす勝山城跡と下に月山

このルートで初めて現れた案内板

峠の十字路に到着しここから三郡山へ

三郡山は広瀬町、東出雲町、安来市の境

三郡山は土塁で囲った毛利(吉川)軍の砦だった

京羅木山頂からこの日の大山

山頂のコブシとソメイヨシノの花

登ってきた尾根と勝山城跡を見下ろす

月山富田城は上段に本丸、ニノ丸、三ノ丸、下段に山中御殿、花ノ壇

 京羅木山からの眺望動画(音声解説付)

京羅木山を下りて月山登山口に移動

山中御殿は吉川が谷を埋めて作った。奥に先ほど登った京羅木山を望む

三ノ丸から二ノ丸を見る

 月山からの眺望動画(音声解説付)

飯梨川(富田川)が流れ、広瀬の街が広がる

帰路は星上山麓を通る432号線へ。富田城と松江城を最短でつなぐ街道だった

奥書院平は八重桜が満開だった

ピンクの美しい八重桜

山中鹿之助に下山の挨拶