南アルプス 単独行 (2017年6月)
北岳(3192m)〜中白峰(3055m)〜間ノ岳(3189m)

2017.6.23.(金) 〜 25(日) 晴れ 投稿者:天津
2年振りの東京出張を利用して南アルプスを企てた。
松江を発つ22日の時点ではやや荒れ模様の予報だったが、
初日〜2日と絶好の天気に恵まれ、ほぼ予定の行程をとることが出来た。
シーズン初日とあって登山者も少なく、北岳〜間ノ岳山頂はほぼ独占状態で3,000m級の連続尾根を堪能した。
2日目夜からは雨の予報となったので、行程を繰り上げて白根御池小屋泊とし、
3日目は五時半発で下山して10時には甲府市に戻ることが出来た。
初めての南アルプス単独行で不安もあったが満足の結果となり、
また眺望した農鳥岳や甲斐駒、千丈ケ岳などに更なる挑戦意欲を駆り立てられた山行であった。

甲府から本日開通のバスで約2時間。登山口の広河原から北岳方面を望む。行くぜ!(11:20)


軽快なタイムで白根御池着(13:20)。ここで昼食をとり、急登に備える。

所々に可憐な花が。(名前は??)

北岳肩ノ小屋がやっと見えてきた(16:40)。想像以上の難路で太腿の痙攣が頻発する。
夕食では開山日ということで、缶ビール・ワインが振る舞われた。

感動の御来光と富士山(4:30)。今日の好天を期待させる。

北岳山頂(6:30)。〈北岳に来ただけ、、、?!〉

富士山がだんだんと大きく見えてきた(気がする)。

吊尾根分岐から下のコースを進む。中々スリリング&デンジャラス。

北岳山荘の周囲はまだ大量の雪。(8:10)

北岳から中白根山〜間ノ岳へと3,000m級尾根が続く。(ここに来たかったンだ!!)

間ノ岳山頂(10:10)。少しガスが上がってくる。

西農鳥岳と農鳥小屋を望む。(裏)計画では西農鳥までを視野に入れていたが
雨予報となり断念。(またすぐに来るから待ってろよ〜〜!)

八本歯のコル方面ルートは残雪多く軽アイゼンでは不可とのことで、北岳を登り直すことに。
もうかなり限界に近い状況。
ガスも上って来て、果たして白根御池山荘までたどり着けるか?不安が横切る。(14:20)。

今朝5:50に出発した肩ノ小屋がやっと見えてきた(14:40)。白根御池山荘まで、あと2時間は掛かるか、、、

3日目は予想通り雨となったが、本降りではなかった。北岳を後にする(5:25)

3日間の疲れを銭湯で。太宰治ゆかりの湯で格式があった。@400-(11:30)