中地協雪崩講習会

2018年2月3日(土)〜4日(日) 参加者:藤井、天津、金折
奥大山休暇村で行われた。参加者は講師2名、山陽カルチャーマウンテンクラブ、登山ハイキングスクールコンパス、長崎あゆみハイキングクラブ、一般2名で合計13名だった。1日目は天気もおだやかで順調にメニューがこなせた。スコップとスノーソーで1m以上掘り出すには体力が必要だった。2日目は大雪警報発令で室内での講習となった。立山真砂岳での大規模な雪崩にまきこまれるスキーヤー、那須岳で多数の高校生が巻き込まれた雪崩のビデオは生々しかった。

鏡ヶ成から望む雄大な烏ケ山

講習会場の休暇村奥大山と雪の象山

スコップで掘り出した雪壁について後藤講師から確認の質問がビシビシ

積雪の硬さを直に触って4F、1F等に分析

角形スノーサンプラーで深さごとに雪を採取、重さを精確に測る

シャベルコンプレッション・テストで手で力を強めると破断面が現れた

円中テスト(直径30cm)で破断した。これは大雪崩になる

広幅角柱テストもシャベルコンプレッションで

ビーコンによる埋没場所特定の手順を教わる

埋没者に見立てた送信モードのビーコン、捜索者は全員受信モード

使ったビーコンはマムート製で3次元。コンパニオンレスキューは室内で行った

2日目は大雪警報発令で、やむ無く屋内でビデオ・スライドを使い学習

修了後、一人づつ受講証書を頂く

受講証書

最後に全員で集合写真。長崎からも2名参加され、高速通行止めになる前に解散した