霊峰白山 高山植物が彩る信仰の山へ
2022・7・27〜7・31天気晴れ曇り 投稿者野津 参加者 目次・野津
15年前に家族で登った白山の思い出も消え思い起こす者、又5年前雨での登山を再度のチャレンジ登山で期待しての者のゆっくり味わい登山だった。
1日目 郡上八幡-九頭竜湖-白峰温泉 2日目 白峰温泉-市ノ瀬-別当出合-室堂泊
3日目 室堂-御前峰-御池巡り、お花巡りー室堂-エコーラインー南竜山荘
4日目 南竜山荘-南竜ケ馬場-南竜道?甚之助避難小屋-砂防新道-中飯場-別当出合-白山ホワイロードー白川郷泊 5日目大白川渓谷-飛騨古川-高山
白山国立公園は、最高峰の御前峰(2702m)、大汝峰(2684m)、剣ケ峰2677m)の3峰と周囲の山々を中心とした、南北40km、東西30kmにわたる公園で1600mまではブナを中心とした自然林とそれからはハクサンフウロやクロユリなど250種もの高山植物が生育し数々の花の群落は圧巻。そして霊峰への登山は素晴らしかった。
1 観光新道は最初急坂で稜線へでると見晴らし花を愛でる道だ。雪崩で道が荒れていつもヌルヌルと濡れている。なだれで鳥居が倒され修復してあった。稜線へでるとお花も多くなった。ハクサンシャジンの白色が珍しい。ここを過ぎて雷の洗礼にあう。
2 くろぼこ岩を過ぎると木道になりコバイケソウの群落だ。昨年今年と咲き誇り来年は少ないのでは?と。
3 夕日に輝く弥陀ケ原。真ん中は弥陀ヶ原の木道
4 夕方の散歩で見下ろす夕日に染まる白山雷鳥荘とハクザンコザクラ。
5 朝4時出発。神主さんは久しぶりの好天気で下駄をはき登られ台上で世界平和、自然の大切、水の大切さを唱えられた。最後は万歳三唱だった
6 神々しい朝日が昇る。昨今にない素晴らしい日の出とのこと。槍や南アルプス、御岳、
乗鞍岳など良い眺望だった
7 下ると影白山が写る
8 朝露のクロユリ。あたりはクロユリだらけ。これから明日にかけて丸一日かけたような花畑散策となる
9 お池めぐりコースへ。残雪で雪だるまをつくる。涼しい?!。
10 千蛇ケ池 向こうの山は剣ケ峰(今は登れない)
11 翠ケ池とチングルマ。 一番大きな池。今日は雲で見えないが向こうには北アルプスが見えカメラマンには人気の場所で踏まれて植物が傷むので困るとの事
12 昼からは今晩泊まる南竜山荘へエコーラインを下る。この下りも花いっぱい。一時間位くだるとやがて赤い屋根の小屋と右上にキャンプ場がみえた。あくる朝キャンプ場へいくとハクサンフウロが満開のなかに50張くらい張ってあった。明日土曜日はさらに多いだろう
13 生ビールにコーヒーの美味しい山荘だった。テラスから眺め抜群
14 無事終わったわー。砂防新道は登る人の行列で予想以上に時間がかかった
15 あくる日大白川渓谷へ。エメラルドグリーンのダム湖だ。水が綺麗なうえ砂の反射で鮮やかな色に。右上の奥の雪がみえる?御前峰へ平瀬道を7.5kmこの地から登る路がある。あたりはロッジやキャンプ場、露天風呂がある。舟遊びする人、私達はブナの森を歩き72mの白水の滝にいきた。登山のあとは歩いてほぐすことがよいとのこと。M(__)m
「一帯で見た花」 クロユリ、ハクザンコザクラ、チングルマ、コバイケソウ、イブキトラノオ、ハクサンシャジン、イワギキョウ、オノツガザクラ、イワカガミ、ハクザンフウロ、オタカラコウ、タテヤマアザミ、タカネニガナ、ミヤマコウゾリナ、タカネマツムシソウ、ヒメクワガタ、コゴメグサ、イワイチョウ、ミヤマホツウツジ、ハクサンシャクナゲ、コケモモ、ゴゼンタチバナ、ミヤマシシウド、イワオウギ、ベニバナイチゴ、ミヤマキンバイ、カライトソウ、ウラジロナナカマド、ミヤマダイモンジソウ、シナノキンバイ、ミヤマキンポウゲ、ミヤマカラマツ、イワツウメグサ、タカネナデシコ、クルマユリ、キヌガサソウ、タマガワホトトギス他