京都北トレイル 京北コースを歩く

2023年4月12日〜4月15日 投稿者 野津、目次  S社ツアーにて参加

4/12 曇り小雨 京都駅9:45―京北片波川源流域台杉群3時間トレッキング
4/13 晴れ   京北コース一周トレイル 細野口―余野―大森西町―茶呑峠
―パラグライダー離陸場―竜ケ埼峠―上桂ー山稜橋 (14.8km)
4/14 曇り 黒田―上桂―常照皇寺―井戸峠―上中城前―沢橋―宝泉寺―周山(17.1?)
4/15 雨曇り 周山―黒尾山―吊り橋―細野口15:30−京都駅ー新大阪(8.4km)

春爛漫 町中の桜の見ごろが去ったころ京北コースは桜満開の時期となる。
標高も高く朝晩の冷え冬は積雪も一段と多いとのこと。東山、西山、北山を歩いた者には
京北コースはこの時期桜、ミツバツツジ、シャクナゲなど咲く静かなコースを歩くのも魅力の一つだった。
平成になり合併したこの町にトレイルコースを作ろうと整備された峠越しの多いなかなかの道だった。
コースを反時計回りに歩いた。山道は杉がまっすぐに伸びさわやかな風が吹く。峠は西の鯖街道へ延びる道に
かっては賑わったという交差する古道のお地蔵さんなどひと味の違うものだった。
中二日間はいくつもの峠越しは私はフーフーだった。でも平地もあり歩けば八重桜、しだれ桜、
ハナモモに菜の花、若葉で退屈しない美しいコースだった。

片波川源流域とは面積106.63ha学術的以外は立入禁止区域で一般的には
立入禁止区域で案内人に同伴がされて観察可能の区域へ入れた。

幹回り3mを超える台杉が250本以上ある。他に巨大シャクナゲ、巨大とちの木がある。

見たものには平安杉樹齢800年大主杉樹齢800年、宿り杉、迎えの大栗、樹齢300年の馬酔木など(標高655m)

近くに層状チャートが有り見学。形成されたのは1億3千500万年前と言われる

層の間からイワウチワが咲いていた

コースを歩いている間に見た満開の桜特集:黒田の樹齢300年の山桜で八重に一重の花びらが混ざっている。

常照皇寺のしだれ桜

宝泉寺のしだれ桜

宝泉寺のしだれ桜

細野口レイルー1番スタート(標高355m)

杉林のなかは綺麗に枝切りされ涼しかった。まっすぐ育った優秀な木の種で育てた苗を選んで植えられたもの

いくつも越える峠

茶飲峠 京北15番(標高549m)

茶飲峠 京北15番(標高549m)

あの先の中ほどの山を越える。フー

途中こんな優しい道も。弓削川沿い

竜ケ坂の峠の二石仏付近 標高535m(江戸時代から若狭街道、鯖街道から登ってくる客で賑わったという。
茶屋があったらしい。京北―18番 この脇からパラグライダー離陸場640mへ登り景色を眺めてゆっくりお茶休憩。フー!

峠を越し井戸峠438m 京北36番へ向かう

もうすぐ鮎釣り解禁の上桂川。その昔神社仏閣など建築の為この川上から北山杉を
筏で運び桂川となり嵐山へと流して運んだという。桜の木の下を歩く。京北―79番

三日目一周した細野口京北−1番の交差点へ着いたぞー15:30。
フー!完歩バンザーイ?!(^^)! 予定通り15:30終了。下山まじかの雨の中ヒルがでて大変だった。
カッパについてた人も。この道右に下ると高山寺、高尾に行く。

追記 おおよそ40kmはあると言われたがメンバーの他10人は皆とても達者で速い足取りだった。
私達も3月には出雲北山を歩いておいて良かった。
宿泊は高台にありミツバツツジ、シャクナゲなどの咲くモニュメントなど芸術の森の中、
研修自然体験などする公共の府立ゼミナールハウスで連泊、その日が終わると迎えがあり
あくる日は前日の終了場所へ送ってもらいスタートする。
中二日間は3万2千歩位三日目2万歩大体9時出発17時前に着いた。
食事は豪華でもなし質素でもない普通だった。送り迎えは相談に応じるとパンフに書いてあった。
建物は朝の散歩には町を見下ろす環境の良い所に建っていた。個人的には良い体験をした。