出雲北山横断・お茶の里 唐川へ

2018・5・26(土)投稿者 西村英雄 
出雲北山では特に 唐川・鈴谷峠・福場越えの名前を聞くたびに 新鮮さと郷愁を覚える。 いにしえの峠、往来道や 閉ざされた山間部に 現代、忘れられた何かを感ずるからだろうか? 大社町・荘厳寺から激しい崩壊の山道を2時間で踏破、美しき唐川集落へ パッと、とびだした。 途中 人影は皆無であり この険しい荒れた山道からお茶祭りへ向かうのは 馬鹿げた行動にも見えるかも! 往路 復路は 別の道を選ぶのは、新たな出逢いや発見を、期待する為なのだ☆ この地区の人々との触れあいや、北山古道の歴史を感じた山旅は、想定以上に心にジーンとくる かけがえのない一日になった。 出雲北山連山には まだまだ彷徨い歩きたくなる道が多いことを 覚えて体感したいものだ!

遙堪集落・最高地点の民家手前が湯屋谷登山口だ。  

出雲北山特有の静かな山道の途中、ボランティアさんとご挨拶 !

やがて園の長浜・日本海が霞んで遠望できた。

大社弥山は、新年に行く名山だから親しみ深い。

やがて、稜線のリンタン峠。心にしみる名前にしばしの休憩でくつろぐ☆

道は削り落ち荒れてるが、昔の往来を忍びつつ先を急ごう !

その昔 鉄鉱石の採掘された面影の沢を数回渡り歩く。

渓流には小粒の滝が沢山有り、景観の変化が楽しい☆  

2時間がかりで荒廃の山道を踏破。

周囲は 今新緑の美しき茶畑で、凄く気持ち良い。

この山間の集落を愛し生き続ける人々の なごやかな祭りが始まる !

帰路は別のルート福場越コースを辿り、北山を横断するのだ !

民家の景色から、茶畑と伴に時を刻む歴史が見えてくるだろう☆

福場越は万ヶ丸付近だ。迷路の様相で注意が大切な分岐点だ。

久しぶりの万ヶ丸山頂。今後は下るだけで時間も稼げる。

厳しき藪こぎ状態の縦断。この花だけが時の流れを知っているのだろうか ? ! !