四姑娘山(スークーニャンシャン)6250mトレッキングと大姑娘山(タークーニャンシャン)5025m登頂

7月11日〜20日 4日目小雨 気温山中の朝2度〜4度 投稿者 野津政子
 中国南部の四川省の山へ登ってきた。A社ツァーにて参加者男性5人女性4人西日本からは私1人、北海道から名古屋までの8人。
60代3人あと70代の楽しいグループであった。登頂には5日間高所順応しながら歩く。初日ほど小雨に降られたが他とてもよい天気で景色を堪能した。
四川省は日本より広く人口8050万人省都は成都。町は綺麗な印象を受け街を歩く女性は色白でお洒落で綺麗だった。
蒸し暑くパンダ見学の日には34度で汗ダクだった。平和な自然いっぱいの四川省の楽しい山歩きだった。

成都は昨今目覚ましく発展し現在地下鉄工事や省内を三本の環状道路が円のように走っていた。道路も綺麗に掃除されていた。
成都への高速の入口は綺麗な色白で制服にチャイナ服をきた女性がボックスに配置されていた。

目的の登山基地リーロン3150mまで12時間、高速が切れトンネル、高速橋げた工事が盛んにおこなわれていた。
2008年大地震の洨川も見違えるような町並だった。 リーロンはロッジが沢山建築されその道路拡幅工事のため通過時間制限がされていた。
チベット族が8割、建物の様子もめっきり変わってきた。料理もチベット風。2〜3年先には整備されリーロンまで便利になることでしょう。

3日目U字谷のハイウェイをバスでパーロンシャン峠4320mやロッジの裏の山へ高度順応に歩く。
下の町並み。立っているのは現地ガイドとA社ツァーガイドさん。

成都に着いて4日目からやっとで目的の大姑娘山ベースキャンプ3600mまで歩く。あまり急でない道を高低差8時間近く歩く。
ベースキャンプが見えほっとする。小雨が降っていて寒く疲れる。この日に登頂グループは霰がふり断念されと後で聞く。

5日目は4000mまで高度順応のためベースキャンプから5時間花畑の山へ登る。青空もでてきて気分快適。
黄色の花はサクラソウなど。午後は横になると高山病の恐れがあるのでおしゃべりタイム。

6日目今日はベースキャンプ3600mからアタックキャンプ地4300mまで5時間のぼり。
現地山のガイドの楊(ヤン)さん(チベット人)と10日間のガイドのリョウさん。一生懸命ガイドしてくださった。
 キャンプ地の方の歓迎を受ける。昼食はアタックキャンプ地名物のニュー麺。美味しかった。途中飽きることない花畑を歩く。
正面には明日登る大姑娘山5025mが迫っている。 あの按部まで登らなければスークーニァンは見えない。
午後はテントサイトのブルーポピー畑を散策する。高地なのでエーデルワイスも丈が短い。トイレテントからの100万ドルの眺め。

7日目朝5時前出発次々下からも登ってくる。按部まで2.5時間そこから頂上1時間725mほど登る按部に着くと白い四姑娘山が飛びこんできた。
美しかった。ここまで来てやっとで拝まれた。西の方面には横断山脈の向こうに白いミニヤコンカ7556mが見えた。
現地ガイドさんも10回に2回位しか見ることができないとか。霞のない好天気だ。

これからあの頂上へ一時間。

ヤッター頂上だ。8時9人全員登頂だ。一番高いのは日本人が初めて登頂した四姑娘山。手前は三姑娘山ヤンチャな三女とのこと。
次手前は二姑娘山。大姑娘山は一番低い。その周りの山々は皆鋭角の無名峰らしい。ここまで登らなければ見えない景色だ。
感動感動。40分休憩し下る。10時キャンプ地で暖かいニューメンの昼食。達成感に満ち溢れ第一キャンプに一気にくだる。

8日目朝7時リーロンへ満足の中下る。午後マルカムまでバスで峠を越えながら渓谷沿いをホテルまで。成都までの途中チベット村寺院など訪問

最終日パンダ親子や赤ちゃんパンダ大人のパンダを見て一行のおじさんおばさんは大喜び。薬膳料理は美味しく元気になる料理だった。


次へ