癒しの道東歩き

2022・10・5〜10・9  天気晴れ曇り 投稿者 野津
10月5日 米子7:20=羽田―中標津14:05羅臼泊 シマフクロウ観察へ 10月6日 知床半島 知床峠より羅臼五湖・羅臼湖までピストン 帰り野湯に入る 10月7日 摩周屈斜路トレイル 西別岳・摩周湖外輪山登山 10月8日  〃  屈斜路森の中トレイル・和琴半島一周・硫黄山トレイル→川湯温泉 10月9日 釧路湿原・鶴居村タンチョウ見学 釧路空港=羽田20:25
 今年の夏の暑さには、めげそうになった。別荘もないので癒し求めて紅葉見学に又登った山へのなつかしさへと北海道へと思いついた。前日まで松江は暑かった。羅臼に着いたあくる日には羅臼岳が初冠雪で「知床サライ」の宿から朝の散歩に行き前日と違い羅臼岳が白く染まっていた。毎日1万5千歩から2万5千歩で三日半、MHCの萩往還がBレベルとするならこちらは?レベル、キロ数にして計28km位だった。天気が良かったので急ぐこともなく広〜い牧場見ながらゆったり登山&ウオークで癒された。しかし紅葉は所々だった。カラマツの黄色はこれからだった。摩周湖は紅葉の木はないとの事。

1 中標津空港から牧場や知床連山を眺めながら太平洋の海岸沿いの羅臼の町に着いた。向かいは根室海峡はさんですぐそこに北方領土の国後島がみえ羅臼山、小羅臼山、泊山連山が見える。長〜い大きな島だった。あちらの国から泳いできた人がいたこともあったという。

2 朝 港まで散歩の途中に羅臼岳1661mが挨拶もなく白く染まっていた。楽しく登ったのを思い出した。

3 今日は知床峠の中腹から羅臼湖まで片道3km2時間、木道のない所はヌルヌルの道を歩く。雨の後は折りたたみの長靴を持ってくるとよいと書いてあったが今日はいらないだろうといわれ登山靴で歩く。夜の雨の水たまりで滑るので長靴を履いたが良いと思った。

4 五つの沼と湖が一つ。ヒグマがでるかもしれないのでおやつ、匂いのするものは一切持たない事と注意をうける。途中木道の上に糞があった。さすが羅臼湖は大きかった。

三の沼からの眺め。深さ2メートルくらいまでは沼。湖は2メートル以上をいうとの事。波がないと逆さ羅臼岳がみれるけど今日はさざ波で無理だ。

6 今日は雲もなく晴天。西別岳、摩周湖外輪山の登山にと変更になる。登山開始9時

7 がまん坂を登りリスケ山を過ぎ極楽平を登ると摩周湖の湖面が見え始めた

8 摩周岳。大山の南壁のような山897m。分岐で休憩していると二人下山してこられた。頂上を巻くように登山道があり頂上の向こうは切れ落ちているという。私達は時間がないので?登らない

9 西別岳799.8m到着

10 真ん中の三角の山の下から登り手前の高い山が西別岳。三瓶山を平たく伸ばしたような感じ。

11 奥にみえる一番高い山は斜里岳。同行の者と三人で懐かしがる。三回目でやっと摩周ブルーに会えた。満足満足

12 牧場の様子 モアン山 山肌に「牛」と描いてある

13 干し草刈した畑。白と黒のしまの干し草ロールはあくる年1月前後の食料。ちなみに白色ロール暑い時に刈った草は発効しやすく来月頃から食べる干し草。黒いのは発効しにくい寒くなって刈った干し草で来年3月頃の食べる干し草。ホントカナ?。今はサイロは使用しないとの事。

14都会の人は牛がめずらしく牛だ牛だといって喜ぶ。1頭300kg位あるという。

15硫黄山から川湯温泉まで2時間歩き。

16エゾホソバツツジが一面と細い白樺の木。歩き易い道だった。5月咲くエゾホソバツツジは草や木を追いやる。だから一面に白い花が咲くのか。(5月のトピックス函館近くの恵山での花を掲示)

17最終日屈斜路湖畔から木立の道を歩く。キノコ、アカゲラの巣、シマリス、エゾリスを見る。

18和琴半島一周。屈斜路湖内の火山島が湖岸につながった半島で一周2.5km。今日は土曜日。若者はカヌーやサップを漕ぎで島をぐるりと回りながら露天風呂(3ケ所)で癒していた。水が透き通ている。付近にキャンプ場もあり屈斜路湖は波がなくメッカらしい。

19 夕方の釧路空港の時間に合わせ道中鳥居村のタンチョウ鶴を探し見学。このあたり畑に何羽も見る。

20残り時間は東京ドーム3800倍の釧路湿原を北入口より木道を松江の運動公園4周位ほど歩き一路飛行場へ。ここで皆と別れ五日間の幕を閉じた。いろいろな珍しいことに出会い楽しかった。

21番外編 初日の夜シマフクロウの観察へ行く。北海道以北しか住まない絶滅危惧種。 最初数羽だったのが保護され今は165羽位に増えたがが天敵も多くなかなか増えないらしい。一つの川の上流につがい一組だけ住み、肉は食べず魚を食べ羽根を広げると1m80cm位。 餌づけされた小屋へ行き双眼鏡でみる。今日は来るかな?来ないか分からないと?。2時間待ち飛んできた。6月に生まれたひなだった。でも体調50cm位で羽を広げると1m位。石で囲んだ流れの中の魚を食べていた。親鳥は木の上で見守っている。大きなカメラで写されたガイドさんに写真をもらった貴重な1枚です。